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2007.03.08

借地権者の地位に変更がない旨の申出書

質問

A(個人)は父Bと自宅家屋(持分各50%)を所有し居住していました。
自宅家屋の土地は借地で、地主に対して長年地代を払っていました。
父Bは5年前に死亡したのですが、相続手続きは相続人である兄弟間で
まとまらず、まだ家屋名義変更等の相続手続きは行っていません。
本年、Aは地主から自宅底地を全部買い取りました。
本来なら『借地権者の地位に変更がない旨の申出書』を父Bと提出すべきだ
と思うのですが、Bが死亡しているのでそれもできません。
法定相続人である兄弟全員の同意・署名をとりつけて、法定相続人連名の
正規の『借地権者の地位に変更がない旨の申出書』を税務署に提出しないと、
借地権贈与課税の可能性があるでしょうか?


答え

『借地権者の地位に変更がない旨の申出書』を提出しないでおいても、
父Bが既に死亡しており、その借地権は相続財産の一部であるとの理屈で
そのままにしておいても、まず、Aに対する贈与税の課税の問題はないものと
思われます。つまり、父の相続開始により借地権と底地のすべてがA一人に
帰属したものという考え方です。

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